IBSモデルRIVINA
カメラ監視映像からの
河川水流速度測定装置


本装置プラットフォームにパソコンを採用している。 最近のパソコンの処理能力は動画像処理にも十分活用でき、速度演算の処理時間は1秒未満である。測定周期は0.5秒単位の任意設定でリアルタイムに速度結果を出力できる。 測定条件などはマウス操作で簡単に入力できる。キャプチャ映像、速度履歴ファイル、グラフを画面に切り替えて表示するGUIをもつ。 用途は河川や放水路の流速測定、汚水・泥流・土石流の流速警報装置、プラントでの固液混相流の速度計測である。 本装置は撮影している流れの局所流速ベクトルを保有しているため、流れ分布が可視化できる。 放水路や取り込み水路での水流方向、渦、澱みを把握する定量データとして利用できる。


  • 河川の水流速度を測定目的とし、河川流域の任意領域内での水流速度を測定する装置です。川岸の鉄塔などに取り付けた監視用ITVカメラの映像信号を、素材とし、弊社が独自開発した動画像処理を原理とした水流の速度を正確に測定するシステムです。
  • 現在、河川水量の定量測定には、流域内に決めた場所に設備した流量計で計測するか、浮きの流れを目視観測などで計測するのが通例です。これらの方式は流域全体の局所を測定しているに過ぎません。
  • 当測定装置はITVカメラで広角度に撮影する流域内の広い2次平面を測定対象とします。ポイント計測でなく、広い測定面積から河川の流速を計測するので選り正確な値を得ることが可能となります。
  • 河川の流れを観察すると、ある領域では漠然とした動き(渦を巻く流れ、蛇行する流れ等)であるが流域全体では明かに川下方向にある速度で水が流れています。当装置の測定原理は河川の流れを撮影している連続映像の時間経過に伴う濃淡移動のベクトル場を抽出し局所領域の瞬時速度ベクトルを全て算出し、その後流域内の統計処理を行い河川の平均速度を求めます。
  • ダムの放水管理、水量管理、農業用水の管理などにご利用頂けると確信しております。長期間に渡り正確な流速を観測することで、自然現象の解明にも利用できると思われます。
  • 予知なしに発生する土石流を無人監視するシステムに利用することができます。
  • 当装置は高速演算処理が必要のためSPARCstation20と動画像ディスクIBSモデル3が基本構成となります。ソフトウエアはCED動画像処理Ⅱパッケージと水流解析パッケージを利用する事になります。
  • <用途>

    • 河川、渓流など流量測定装置
    • 予知なしに発生する土石流を無人監視するシステム
    • 下水流、泥水などの流量計測装置
    • 逆流の検出、判断装置

    <基本システム構成>          

    • SPARCstation20 ワークステーション・システム 1式
    • 動画像ディスクIBSモデル3装置 1式
    • 動画像処理パッケージⅡ、水流解析パッケージ・プログラム 1式

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