軌陸車が時速20~30km/hの速度で、トンネル壁面を高精細に撮影するシステム。馬蹄形トンネルでは壁面を20,000画素で連続撮影。

ラインセンサーカメラ 5基で撮影

【8t 軌陸車】

このトンネル撮影車は、
1999年にJR室蘭線の礼文浜トンネルで起きたコンクリートの落下事故をきっかけに、
トンネルの壁が剥がれ落ちる事故を防ぐ為、導入されました。
トンネルの壁を撮影して亀裂の状態を正確に調べることができる最新型の車両で、
北海道栗沢町にある旧栗山トンネルで試運転が行われました。
車両は大型トラックを改造して開発しました。

JR室蘭線の旧栗山トンネルでおこなわれた試運転では、
トンネル撮影車が時速10kmで走行しながら デジタルカメラでトンネルの壁を自動的に撮影し、
コンピュータを使って亀裂を1mm単位で見つけ出します。
撮影車は従来のように作業員がサーチライトを照らしながら歩いて検査するに比べて、
30倍以上の速さで作業をすすめることができるということです。

本トンネル撮影車の導入により、
現在叫ばれているインフラの老朽化に伴う修繕の早期対応、隧道の壁面の検査を、
より安全に迅速に無駄なくスピーディにすすめることが可能になります。